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福岡県の山奥にある樋口酒屋に併設するギャラリーから。


by komeya-g

設営ほぼ完了しました。

08川村忠晴展は、明日から始まります。
ここ2日間で、川村さんの設営作業はほぼ終了しました。あとは、ススキを採集して取り付けることくらいでしょうか。折からの雨で、ちょっと心配です。
また、今会期中に、以前から計画のあった竹のスピーカーの設置が実現すると思います。1階のギャラリースペースと角打ちスペースの間に、竹が2本下がり、そこから音楽が流れる仕組みです。竹はスピーカーの部材に向いているとかで、楽しみにしています。

明日、夕刻より、川村さんの歓迎会を開きます。もっとも、いつもの角打ちで、常連さんも交えて、肴とお酒とお喋りが続くだけ。相変わらずの、のんびりとした時間になると思います。もし、ご都合つく方はお運び下さい。

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虫かごに入った宝石のようなほおずきが3つ。新作です。
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主人が造った「川村さんの間」に大きめの一葉差しが鎮座します。
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作業中の川村さん。畳の縁の配線は、可能な限り竹などで隠す予定です。
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ご友人と川村さん。作業途中の休息。明日の歓迎会はここで。
# by komeya-g | 2008-09-30 11:41

川村忠晴さん、ご来福。

「光を抱く植物」、08川村忠晴展。あと数日で、いよいよ始まります。

今夜、作家の川村さんが福岡に入ります。
そんなにお知らせはしていないのですが、もう何件も問い合わせがありました。本当にありがたいことです。前回もそうでしたが、川村さんのファンの方はとても熱心で、遠路もいとわず駆けつけて下さいます。
なんだかドキドキしてきました。主人もソワソワしているように見えます。明日から設営をしていただいて、10月1日から個展が始まります。初日は、川村さんはずっとギャラリーにおられます。その後は、別府の山田別荘へ取り付けに行かれ、4日と5日はまたギャラリーにいていただく予定です。

では、皆様のお越しを心よりお待ち致しております。

・会期:2008年10月1日(水)〜11月3日(文化の日) 
・時間:10:00〜20:00
・住所:福岡県朝倉市杷木松末(はき・ますえ)1098
・電話:0946-62-0949

川村忠晴さん、ご来福。_c0178927_18302911.jpg
唯一漂白した作品。あの9.11のテロに触発されて作ったものだとか。主人のお気に入りです。
# by komeya-g | 2008-09-27 18:32

DMが完成しました。

08川村忠晴展のDMが完成しました。さっそくご紹介します。

今回は、デザインを前崎成一さんにお願いしました。江副さんの推薦です。前回の個展の時に、杉工場で3人展を催しましたが、前崎さんはその際にアーチスト兼臨時カフェの主人としてご参加下さったご縁があります。
イラストはパステル画で、これも前崎さんの手になるもの。文字の一部は活版印刷とやらで仕上げてあります。画面から伝わるかどうかわかりませんが、活版印刷というのは、文字をひとつひとつ並べていくもので、昔は当たり前だった方法だそうです。何とも言えない味があるので、前崎さんはときどき使っているということです。実際、とてもいい感じですよ。

今年の川村忠晴展は、以下の通り開催致します。
不便な場所ですが、どうか皆様お誘い合わせの上、お運びいただきますようお願い申し上げます。

・会期:2008年10月1日(水)〜11月3日(文化の日) 
・時間:10:00〜20:00
・住所:福岡県朝倉市杷木松末(はき・ますえ)1098
・電話:0946-62-0949

DMが完成しました。_c0178927_6255130.jpg
写真もいいですが、イラストも素敵ですね。川村さんは初日にいらっしゃいます。楽しみです。

DMが完成しました。_c0178927_6263826.jpg
季節は秋。道中、里山の風景もお楽しみいただけると思います。
# by komeya-g | 2008-09-16 06:31
川村さんは、東京のど真ん中、青山で生まれ育ったと聞きました。ずっと田舎から出たことのない私などから見たら、別世界の人。でも、小さな頃から植物が好きで、近くにある明治神宮には緑がたくさんあったので、よくそこへ遊びに行っていたそうです。
川村さんは、大学を出て、テレビの制作の仕事をされたことがあり、私たち世代には懐かしい「前略おふくろ様」などに参加したとおっしゃっていました。でも、テレビの仕事はとてもストレスの溜まることだったらしく、辞めた後は長野に移住、現在の作品づくりは数年後に東京に戻ってから始められました。
縁とは、ほんとに不思議なものだとつくづく思います。田舎にいても、人の繋がりは広がるものです。いま、こめやは川村さんの作品の、九州唯一の常設会場になっています。この10月からは、大分別府の山田別荘さんにも一部が常設されますが、都会ではないこんな場所を選んでいただいた川村さんには、こころから感謝したいと思うのです。

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これは、ほうずきを陶板に置いた作品。まるで宝石のように見えます。

川村忠晴さんのこと。その二_c0178927_11445615.jpg
コシアブラの葉の後ろに光を入れ、和紙の上にランダムに並べたもの。

川村忠晴さんのこと。その二_c0178927_11451289.jpg
おもちゃばこをひっくり返したような作業台。ここは東京郊外の小さな民家です。

川村忠晴さんのこと。その二_c0178927_5493671.jpg
川村さんらしく、玄関の街灯にも葉っぱが。以上4点の撮影は、江副さん。
# by komeya-g | 2008-09-10 11:51

川村忠晴さんのこと。

三年前でしたか、縁あって年に一度だけ、個展のプロデュースをしていただいている東峰村の江副さんから、「今年はこの方でいこう!」と紹介されたのが川村さんでした。作品は雑誌等で存じ上げていたのですが、まさかこんな田舎のギャラリーで、有名な川村さんが本当に個展をして下さるのかしら?と最初は戸惑いました。
でも、話はあれよあれよと進み、ついに会期を間近に控えた4月末、作品をクルマに積んで、サポート役のデザイナー山岸さんとともに東京から駆けつけて下さいました。お二人とも、とても物腰の柔らかい方で、なんだかほっとしたのを覚えています。実際に、作品がギャラリースペースに設置が始まると、その美しさにドキドキしました。果たして、お客様も大勢来ていただき、充実したひと月間になりました。
来る10月、また川村さんの個展をやります。ぜひ、お運びいただきますようお願い申し上げます。

以下は、平成17年5月の個展の様子です。

川村忠晴さんのこと。_c0178927_1044579.jpg
こめや一階の奥のギャラリースペース。手前は、毎晩常連が集まり、角打ちを営業しています。

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大小三部屋を繋げた二階のスペース。築百年を超える古い建物ですが、まだまだ現役です。

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川村さんの作品は、どこよりもここが似合っている、とは江副さんの弁。にわかには信じられません。

川村忠晴さんのこと。_c0178927_1046337.jpg
興が乗って、口琴を披露して下さった川村さん、すごく楽しそうだったので、私たちも嬉しくなりました。
# by komeya-g | 2008-09-05 10:54